<四十肩・五十肩の最新研究③>“巻き込み肩”が痛みの原因

四十肩・五十肩の最新研究データ

肩の痛みの原因は“巻き込み肩”かも

The effect of anterior versus posterior glide joint mobilization on external rotation range of motion in patients with shoulder adhesive capsulitis.

Johnson AJ, Gogdes JJ, Zimmerman GJ, Ounanian LL

J Orthop Sports Phys Ther 2007 Mar;37(3):88-99.

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/17416123

 

米国のリハビリテーションセンターで行われたマニピュレーションの効果に関する研究結果です。

癒着性関節包炎(肩関節周囲炎、四十肩・五十肩、)の患者20名に対して、肩関節の外旋と外転の最終可動域のポジションで前方と後方に滑りの押圧(モビリゼーション、関節矯正法の一つ)を加え、さらに可動域が広がる場合にはこれを次の可動範囲まで深める。

これを週に2-3回で合計6回の治療(15-22日間)行ったところ、最終可動域で後方への圧を加えたテクニック(肩関節の牽引、外旋、後方への押圧)を用いたとき(最低でも1分の保持を行い、これを15分繰り返す)3回目の治療までに肩関節外旋可動域の大幅な改善が見られた。20人中4人はモビリゼーションの最中に“ポン”とか“カクッ”というような関節の動きを経験し、痛みはなく即時的な可動域の改善が見られた。

 

<フィジック恵比寿のコメント>

四十肩・五十肩(癒着性関節包炎、肩関節周囲炎)の患者さんを数多く診させていただい経験では、発症から数カ月が経過すると多くの人で肩関節の前方への巻き込み(巻き込み肩)と肩甲骨の挙上(耳と肩間のスペースが狭くなる)が見られるようになります。これを治療することは関節矯正のプロであるカイロプラクターの得意なところです。

研究結果にあるように、“巻き込み肩”の人では肩関節の外旋運動に制限が生じ、まずはこれを改善させることが治療の第一目標となります。外旋運動に低下が生じると、肩関節を外転(腕を肩よりも高く上げること)ができなくなり、痛みを長期化させてさらなる柔軟性の低下を生じます。

フィジック恵比寿では、肩関節の触診と矯正を行う専門家(WHO基準カイロプラクター)が、一人ひとりの痛みと状態に合わせて、肩の操作をていねいに行ないます。四十肩・五十肩の痛みや動きの不自由さにお困りの方は、早い段階でのご相談をオススメします。

 

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