【顎の症例】あごのゆがみが肩こり、頭痛にも影響

顎の悩みに関与する全身の骨格

筋力の回復を促してバランスの向上を

姿勢を矯正して顎の負担を軽減

 

30代女性 会社員 恵比寿在住

◆初回の状態

 

1ヶ月前から右顎に違和感を感じ始め、顎周りをマッサージしていたが、症状が改善されない。
その後、顎を開けた際に「パキパキ」と擦れるような音が鳴るようになった。音が鳴る瞬間には痛みはないが、大きく口を開けると鈍く重い痛みを感じる。

頭痛も時折出現し、顎の痛みが増したことで頭痛の頻度が増したと感じている。
肩こりは慢性的で、仕事中や長時間のデスクワーク後に悪化する。整体やマッサージを時々受けるが、症状は一時的にしか改善されず、顎の痛みに対しても不安を抱いて来院した。

運動は適度に行うものの、仕事の忙しさから最近はあまりできていない。

 

頚椎歪み矯正 頭痛治療 フィジック恵比寿


◆初回の状態

 – 頭が前に突き出た姿勢。
– 顔の向きによって顎の鳴り方が変化する。
– 左右の肩の高さに違いがあり、左右のバランスが崩れている。
– 時々首から頭の側面にかけての重だるい頭痛が出る。


◆検査と施術

検査 大殿筋および背筋の下部に弱さが見られる。
検査 左顎関節の緊張が強く、顎関節周辺の張力が高まっている。
検査 後頭骨と第1頸椎の関節が硬く、可動性が低下している。
検査 上部胸椎の伸展制限
検査 小胸筋、大胸筋の過緊張


施術 肩関節、鎖骨の関節の矯正によるポジション調整。
施術 背骨全体の柔軟性を高める調整を行い、脊柱の動きを改善させることで姿勢の安定を図った。
施術 左顎関節周辺、特に外側翼突筋に対するリリースを行い、顎の緊張を緩和。
施術 大殿筋と僧帽筋下部の筋力向上を図るため、適切なトレーニング方法を指導。
施術 日常での改善を促すための姿勢と顎の運動のアドバイス。

◆その後の経過について

初診から2回の施術で顎の可動域が向上し、顔の向きによる症状の変化は消失した。その後の4回の施術で鏡を見たときの肩のバランスに変化を感じた。トータルで約1ヶ月の施術期間だったが、来院前よりも顎の痛みや頭痛が少なくなり、元気になったと感じている。
渋谷区肩こり 整体 カイロプラクティック 

◆担当カイロプラクターのコメント

姿勢の悪さに起因する顎の問題で来院された方の症例です。
顎は「顎口腔系」とも呼ばれ、首や肩関節と連動する部分であり、上半身の一部として捉えることがとても大切です。顎単体のケアによって一時的に改善しても、他の部分がゆがんでいると再発しやすい部位でもあります。これは肩こりや頭痛が併発する理由でもあります。

 

また、顎の問題は口腔内というよりも筋肉のバランスによる影響が強いと言われています。適切な身体機能の評価を行ったうえで、全身のバランスを整えることで改善に向かいやすくなります。

 

カイロプラクティック フィジック恵比寿

体の土台である骨盤の筋力が弱くなり、姿勢や歩き方に変化が及ぶと、土台が崩れて上半身のゆがみが大きくなります。ご自身の筋力は以外と弱くなっている部分があり、全身を器用に使えている人のほうが珍しく、これについても矯正で正しい筋肉の使い方を取り戻すことで顎の正しいポジションの維持につながります。

 

また、顎は1日の中で最も運動頻度が高い関節であり、発声や呼吸にも関与しています。さらに、精神的な負担によっても影響を受けやすいことから、ご自身のメンタルや環境的な負荷も考慮に入れたマネジメントが必要なケースもあります。
そのため、私は問診も大切なケアの一環と捉え、患者様の生活環境や心理的な負担なども考慮して、施術にあたっています。

 

当院では解剖学をベースにした専門的な知識に長年の経験を踏まえ、早期改善を目指したサポートを行っています。先に解説したように顎は再発しやすいため、早めのご相談をおすすめいたします。WHO基準カイロプラクターが全力でサポートをさせていただきます。

 

フィジック恵比寿

 

WHO基準カイロプラクティック
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