現代女性には産後の骨盤ケアが必須 “骨盤の形” 研究データ
帝王切開が増える原因は骨盤のスリム化
2013年に浜松医大の家庭医療学チームの調査で妊婦さんの「骨盤の形」について興味深いデータが出ています。
2010年~2012年に静岡県内の病院で初出産した323人を調査したところ、最近の妊婦さんの骨盤は「安産型」が減り、「細長型」が増えていることがわかりました。
この「細長型の骨盤」の形では、結果的に難産になりやすく帝王切開で出産する女性が増えている一因とも考えられています。
まず、妊娠後期に撮影した骨盤のレントゲン写真より、骨盤内での赤ちゃんの通り道(産道)について骨盤の前後幅と左右幅の長さを計測します。
その比率が均等の「丸型」、左右幅が長い「扁平型」、前後幅が長い「細長型」に分類したところ、丸型が45%、扁平型が8%、細長型は47%でした。
この2013年のデータを、50年前の1960年、30年前の1980年にそれぞれ約200人の骨盤を調査したデータと比較したところ、「丸型」は13~15%減っていたのに対して、「細長型」は22~39%増えていました。
さらにこの調査では、「細長型」では帝王切開の実施や分娩時に吸引機器などを用いた割合が「丸型」の骨盤をもつ女性よりも高い傾向がみられました。ただし、赤ちゃんの状態には差はなかったということです。
骨盤の形だけが理由かどうかについては、追加の調査発表が待たれるところですが、このデータは骨盤の形状や産道機能の変化によって、妊娠・出産・産後のママさんにかかるカラダの負荷も変わるということを示しています。
浜松医大の調査チームは日本産科婦人科学会で以下のように述べています。
妊婦さんの骨盤形態が変化したのは、生活様式の変化→タタミからイスの生活へ、食習慣の変化、美意識などの要因がある。今後もその背景を調べたいということでした。
参考の文章(朝日新聞掲載記事)はコチラ
http://apital.asahi.com/article/news/2013050900006.html
骨盤のスリム化で、現代女性には「産後の骨盤矯正」が必須に
女性の約半数が「細長型」の骨盤になり、骨盤がスリム化したということで妊娠と出産にどういう影響が出るかを考えてみたいと思います。
分娩時に赤ちゃんが産道を通るときには、骨盤内の空洞が拡がって産道が大きくなることが必要になります。
普段締まっている骨格にたわみが出来て、骨盤の前後幅と左右幅が一時的に大きく拡がります。
骨盤の内腔が拡がるためには、骨格(仙骨・尾骨、左右の腸骨)を支持している靭帯や関節包が一時的に弛緩しなければなりません。
これら靭帯を弛緩させて骨格の拡がりで充分な産道の幅を確保するために、出産の前後には「リラキシン」という女性ホルモンが大量に分泌されます。
この靭帯弛緩ホルモンのリラキシンの作用は出産後も数日から数週間ほどは持続しています。
そのため、骨盤まわりの支持組織がふだんの状態よりも弛緩してしまい、産後の女性は「骨盤がグラグラする」、「骨盤が拡がっている」、「ウエストがダブついている」などを感じます。
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