ホルモンバランスと抱っこの準備、整体で整える安心ケア
【はじめに】
「最近、手首がズキッと痛む…」「抱っこするのがつらい…」そんな症状に心当たりはありませんか?妊娠中〜産後にかけて現れる手首の痛み(腱鞘炎)は、決して珍しいものではありません。特に初産の方や、ホルモン変化に敏感な方は、痛みを我慢して過ごしているケースも多く見受けられます。
フィジック恵比寿カイロプラクティックでは、このような悩みに対し、ホルモンバランスや筋力、関節の構造に注目した自然療法的アプローチを提供しています。
【くわしく】
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- ホルモンと腱鞘炎の意外な関係
妊娠期は「エストロゲン」や「リラキシン」などの女性ホルモンが大きく変動します。リラキシンは関節を緩め、出産準備に欠かせないホルモンですが、同時に関節の安定性を低下させてしまう側面もあります。
これにより、手首や指の腱が不安定な状態になり、腱鞘炎(ド・ケルバン症、手根管症候群、TFCC損傷)などの痛みにつながりやすくなるのです。テーピングやサポーターによる固定が有効なケースもあります。
- 副腎疲労とコルチゾールの影響
妊娠中は身体的にも精神的にもストレスがかかりやすくなります。その際に分泌される「コルチゾール」は、副腎から分泌されるストレスホルモンです。長期的なストレス状態が続くと、副腎が疲弊し、免疫や回復力が低下し、炎症が長引きやすくなります。
慢性的な腱鞘炎や回復の遅れも、副腎疲労の影響を受けているかもしれません。実は血糖値が変動しやすい炭水化物に偏った食事や甘い物のドカ食いが手首や腰痛の原因となる関節の不安定性を関連するのです。
- 筋力低下と運動不足の影響
妊娠によって運動量が減ると、筋力の低下が進みやすくなります。特に腕や肩周りの安定筋が弱まると、手首や肘に過剰な負担がかかり、腱鞘炎のリスクが高まります。また、姿勢の崩れも血流を悪くし、組織の回復を妨げます。つわり時期の後に体内のたんぱく質が不足しやすいため、消化を促すショウガや大根おろしを付け合わせてにして、魚やお肉、卵、大豆製品を摂る消化吸収が促されます。
【まとめ】
妊娠中の手首の痛みは、ホルモンバランス、関節の不安定性、筋力の低下など、さまざまな要因が複雑に絡んでいます。フィジック恵比寿では、整体による手首周囲や頚肩部の緊張緩和に加え、分子栄養学に基づいた栄養サポート、副腎ケア、サポーターやテーピングの実施、運動指導などを組み合わせたトータルケアを提供しています。
手や指のつらい痛みは我慢せず、出産後の育児に備えて、今から身体を整えることが大切です。妊婦専門の安心ケアをご希望の方は、一度ご相談ください。