新型コロナウイルス・ワクチン接種後の肩や首の痛みなら
6月下旬より企業や学校でのワクチン接種が本格化し、現役世代の方々にも接種が行われるようになりました。比較的若い年齢の方では、新型コロナ・ワクチン接種後に腕が上がらなくなり、肩こり・首の痛み・背中の痛み、またそれに伴う頭痛などを訴える方が多くなっています。
フィジック恵比寿では、ワクチン接種後に腕が上がらなくなるなどの訴えでご来院されている方が増えており、その対策と解消方法について今回はお伝えします。
新型コロナワクチン接種後によくある訴え(当院で対応できる問題)
- 接種翌日に腕が上がらなくなった
- 肩こり、肩甲骨まわりの疲労、背中の痛み
- 首の痛み、首回りのだるさ
- 肩こりを伴う頭痛、もしくは片頭痛
- 胃腸の不調、消化不良、胸やけ、胃の不快感
*その他、発熱、倦怠感、吐き気、極度の疲労などを自覚されている方は当院ではなく専門病院をご受診ください。
ワクチン接種後の痛みについて
ワクチン接種時は注射針を肩~上腕の筋肉深部(4-5cm)まで到達させるため、筋組織の炎症を起こしてしまうケースが多数診られます。三角筋(肩の筋肉)、上腕三頭筋(腕の筋肉)などの筋肉組織には針を刺したことによる組織損傷が起こり、それに伴って患部の炎症(熱感、発赤、腫れ、疼痛)が起こってしまいます。
もしもワクチン接種後に肩や首に痛みを感じたら
針を刺した部位とその周辺をアイスノンや保冷剤を使って冷却してあげましょう。一回20分程度で、一時間おきに冷却を数回行うと炎症を軽減してくれます。特にワクチン接種の翌日に腕が上がらなくなることを自覚する方が多いようです。無理に動かずことはせずに炎症が収まるための工夫を覚えておきましょう。
炎症を回復するためにできること
栄養素としては、亜鉛(Zn)、ビタミンCを積極的に摂ることをお勧めします。組織損傷と炎症が起こると体内の免疫細胞が患部に集まってきます。免疫細胞は損傷組織の修復や異物の処理を担っているため、炎症の回復を促すためには免疫細胞を活性化することが重要です。ビタミンCは免疫細胞が動くためのエネルギー源になるため、炎症時には積極的に摂りたい栄養素です。1000mg程度×数回/日。
また、亜鉛は細胞が増えるときに細胞内のDNA増殖に作用する栄養素です。こちらも炎症を和らげる効果があるため、50mg程度/日を摂取することが効果的です。
ワクチン接種後の施術について
腕が上がらない、肩こりや首の痛みを感じるなどの場合には、カイロプラクティックによる筋肉と関節の調整を行うことをお勧めします。注射部位の三角筋などを損傷すると腕を上げるための動作が正常に行われなくなり、痛みや動作の不良をかばった体の使い方をすることがあります(動きの代償という)。
カイロプラクティックによる関節や神経の調整を行い、代償運動を解除することで腕が上がりやすくなり、肩こりや首の痛みを解消できるケースが多数確認されています。
新型コロナワクチン接種後の過ごし方:まとめ
新型コロナワクチン接種後に肩や首に痛みを感じた場合には患部をアイスパックで冷却し、カイロプラクティックによる筋肉や関節の施術を行っておくことをお勧めします。必要な栄養素はビタミンC・亜鉛など。
ワクチンが多くの方に行き届き、今後も皆さんが健康な毎日をお過ごし頂けるよう心から願います。集団免疫が獲得される日がくるまで体調を整えながらがんばりましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。
腰痛、ぎっくり腰、肩こり、四十肩・五十肩、頭痛、首の痛み、ひざの痛み、椎間板ヘルニア、神経痛、関節痛、便秘、胃腸障害、胸やけ、骨盤のゆがみなどでお悩みの方は、つらい症状を我慢せずお気軽にお問い合わせください。
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