世界一のスピードで高齢化が進んでいる我が日本
皆さんの家庭では、ロコモティブ・シンドローム対策をしていますか?
手足の慢性的な痛み、しびれ、関節の動かしにくさは、ロコモのサインかもしれません
ロコモティブ・シンドロームは、2007年から提唱されている運動器症候群を意味する疾患概念です。
骨、関節、筋肉、神経、靭帯、軟骨など、体を自由に動かすために必要となる運動器の障害を意味しています。
「年齢を重ねると痛みやしびれ、動かしにくさがあるのは当たり前」と我慢していらっしゃる人が多いですが、これらの痛みや体の機能低下を放っておくと、ロコモティブ・シンドロームにつながる可能性があります。
要介護、要支援となる原因の1位を占め、健康寿命を縮めてしまう運動器の障害は日本の医療が直面する大きな課題の一つです。
*健康寿命とは、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間を示します。
首の痛み、肩こり、腰痛、手足の痛みなどの運動器の症状を経験したことのある人が86%
運動器の慢性痛をもっている人が15.4%
これは、日本人一万人を対象に最近実施された疫学調査の結果です(2011年:Nakamura et al; Orthop Sci)
要介護の最大の原因は運動器の障害
日本の国民課題の一つであるロコモ対策。
日本は世界一の速さで高齢化が進んでおり、平均寿命は男性が80歳、女性が86歳を超えています。
これに対して、健康上の問題や疾患で日常生活が制限されることなく、生活できる期間を示す健康寿命は、男性70歳、女性74歳と平均寿命よりも短くなっています。
特に女性では平均寿命よりも健康寿命が13年も短くなっており、足腰に痛みがあったりすることで歩行や立ちあがりなど日常生活で充分に動きまわることが難しくなることが多いといえます。
年齢を重ねていく中でも、定期的なお仕事、ご家族との旅行、ゴルフやウォーキングなどの趣味を楽しみながら、人生を健康でイキイキとまっとうしていただくためには、筋肉や関節が丈夫で健常でなければなりません。運動器を健全に保ちながら、健康を維持することが、年齢を重ねた後も充実した人生をまっとうするためには必要な条件になると思います。
フィジックでは、ご高齢の方々の健やかで充実した毎日を応援しています。
ロコモティブ・シンドロームを予防するためには、日常的な運動習慣を身につけ、骨密度など栄養状態を改善することが大切です。運動を正しく行うことが大切なのはもちろんですが、意識的に背骨のゆがみや体のバランスを整えて筋肉や神経の働きを良くすることもとても大切なことです。
フィジック恵比寿では、カイロプラクティック・リハビリテーションという最新のリハビリ指導で、ロコモティブ・シンドロームの予防と痛みの解消をお手伝いしております。
60代、70代、80代の方々で多いお悩み 当院のBEST15
- 膝の痛み、膝が腫れる、膝関節痛
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- 運動神経が低下して、つまずきやすくなった
- 股関節、骨盤まわりの痛み、違和感、張り感
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- 手の痛み、変形性指関節症、ヘパーデン結節、
- 肩こり、肩の痛み、肩があがらない、五十肩
- 首の痛み、頭痛、首が重い
- 足の指の痛み、かかとの痛み、足底筋膜炎、外反母趾
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- 高血圧、めまい、動悸などの血液循環機能の乱れ
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