デスクワークによる腰痛の原因は様々
長時間の前傾姿勢は椎間板の負荷になる
スマホによる背中への負荷も影響
20代男性 コンサルティング業 港区在住
◆来院までの経緯について◆
◆初回の状態と症状について◆
2.姿勢維持筋の過緊張(特に背筋とふくらはぎ)
3.腰椎の前弯減少、背中の丸まり
4.骨盤のゆがみ、腰部の可動制限とゆがみ
5.腹部の筋肉が弱い
◆検査とカイロプラティック施術◆
◆その後について◆
週1回の施術を4回継続し、腰痛は治まったため、月に1回のメンテナンスを継続中。
仕事が忙しくなると、たまに腰の不安感が再燃するが、自宅でのストレッチや運動で比較的簡単に解消する。
◆担当カイロプラクターのコメント◆
腰痛は非常に多くの人が経験する症状で、その原因は多岐にわたります。特に慢性的な腰痛に悩む方々には、姿勢の悪さ、筋力の低下、日常生活での不適切な体の使い方が大きく影響している場合が多く、特に長時間のデスクワークや重い荷物を持つ仕事は、腰への過剰な負担を引き起こし、慢性的な痛みをもたらすことがあります。また、このような腰痛を長期にわたって放置すると、ぎっくり腰などを招きやすいとも考えられますので、早期の段階で改善させることが大切です。
本症例においても、長期間のデスクワークと姿勢の悪さが原因で、腰痛が慢性化していると考えられました。デスクワークにおける前かがみは、腰椎に過度の圧力をかけて筋肉や関節の負担を増大させます。また、あまり知られていませんが、椎間板は立っている時よりも座っている時の方が圧力が高くなることが分かっています。このような研究からも、デスクワークと腰痛は切っても切り離せないものだということが分かります。
また、長時間のデスクワークで内臓の圧迫を招くこともあり、便秘、消化機能、生殖機能にも悪影響を及ぼす可能性があることは見逃せません。さらに、スマホやタブレットの使用による長時間の前傾姿勢も、背中に30kg以上の負荷をかけることが示されており、これも腰痛の原因になっている可能性があります。
●デスクワークの腰痛は複合的な施術が必要
本症例では、腰椎の矯正と骨盤の調整、筋肉のリリースなどを行い、弱化筋に対するエクササイズを通じて姿勢維持機能を強化しました。特に腰椎の前弯減少や骨盤の歪みを矯正することは症状の緩和に役立ちます。また、顎関節にも姿勢を維持する機能があり、しばしば肩こりや腰痛の原因となるため併せて矯正していくことが有益です。
施術に加えて、日常生活での姿勢の見直しと改善も重要です。特にデスクワーカーは、正しい姿勢を保つための習慣を身につけることが必要です。姿勢改善のためには、定期的に背骨の柔軟性を高め、自宅でのストレッチや筋力強化のエクササイズが大切でしょう。これにより問題の再発を防ぐことができます。
また、生活習慣やストレス管理も重要です。ストレスは筋肉の緊張を引き起こし、腰痛を悪化させることがあります。ストレスを軽減するためのリラクゼーションや適度な運動、十分な睡眠が腰痛の改善に寄与することがあります。
●最後に
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