【腰痛の症例】病院で椎間板ヘルニアと言われた腰痛・足の痛み

椎間板ヘルニアと言われた腰痛、太ももの痛み

デスクワーカーの生活習慣と椎間板の負荷

カイロプラクティック施術の成果と経過について

 

30代男性 会社員 目黒区在住

◆初回の状態



長時間のデスクワークで猫背が常態化しており、1日10時間のPC作業、スマホ操作に加え、最近は運動習慣がなく筋力も低下してきたことを実感していた。食事は不規則で睡眠時間も短い。そんな中3週間前に前かがみになった瞬間腰部に電流が走ったようになり、翌日には動けなくなった。救急車で病院へ行き、鎮痛薬を処方されて服用した。3週間経った今も、左腰痛と左太ももの痛みは残っている。友人の紹介でカイロプラクティックによる施療を試みることにした。

渋谷整体 カイロプラクティック フィジック恵比寿 坐骨神経痛治療


◆検査と施術


検査1: 病院でのL4/5左腰椎椎間板ヘルニア、坐骨神経痛の診断。
検査2: 左前脛骨筋の筋力低下。腱反射は正常。
検査3: 左仙骨付近から左股関節周囲にかけて重い痛み
検査4: 左大腿後面に広がるような関連痛。
検査5: 長時間の座った姿勢が困難。
検査5: 背筋、腹筋の硬直。

施術1: 胸椎、L3/4、仙骨の矯正
施術2: 背筋、腰部と股関節周囲の筋肉の緊張緩和
施術3: 腹部の緊張緩和操作
施術4: 姿勢を修正する胸椎のエクササイズを指導。
施術5: 炎症を出しにくいライフスタイルの提案

梨状筋 坐骨神経

◆その後の経過について



施術4回目までで、左臀部および大腿後面の痛みが徐々に軽減し、日常生活においても不快感が緩和された。腰をかがめる際の怖さは感じるが、動作時の重い痛みも徐々に和らいできた。
施術8回目で前屈が楽になり、屈んで立ち上がる動作もスムーズになった。左太ももに広がる痛みもほぼ解消。

◆担当カイロプラクターのコメント


●腰椎椎間板ヘルニアと姿勢の関連性


腰椎椎間板ヘルニアは、腰部への負荷が長期間にわたり蓄積されることで発症することが多く、デスクワークや運動不足、また不良姿勢が主な基盤となっています。特に、今回の患者様のように長時間のデスクワークを続けている方は、椎間板へのダメージが蓄積され、徐々に亀裂が入り、何らかの最後の一押しで椎間板の中心部分の髄核が飛び出します。これが椎間板ヘルニアです。

このような状態は神経根に影響を与え、坐骨神経痛として症状が現れることが一般的です。腰痛に加え仙骨痛、太ももの痛み、スネの痛みなど、坐骨神経領域に痛みが拡散します。
加えて、ヘルニア部位によって特定の筋力低下が進行し、症状がさらに悪化するリスクもあるため、ヘルニアが起こっている神経根部分への負荷を最大限に少なくすることが非常に重要です。それは言い換えれば姿勢の管理とも言えます。

渋谷区 恵比寿整体 カイロプラクティック

●カイロプラクティック施術の役割


カイロプラクティック施術では、椎間板ヘルニアを発症するに至った経緯を鑑みて、胸椎、腰椎の歪み、骨盤のズレ、股関節のゆがみなどを整えることで、神経根への負荷を分散させて痛みの軽減や可動域の改善を狙います。骨格のアライメントを正常化することにより、神経への圧迫が緩和され、自然治癒力が促進されることで、ヘルニアによる神経刺激を抑えることができます。

ある程度の改善が見られた段階で、姿勢の改善や筋力強化を目指すエクササイズを併用することで、症状のさらなる改善と再発防止を図ることができます。徐々に日常生活へ復帰できるサポートとなるわけです。

骨盤

●長期的なケアとライフスタイルの見直し


さらに、長期的なケアを通じて、患者様の日常生活における習慣を見直すことも重要です。適切な食事や睡眠、そして適度な運動を取り入れることで、健康を維持し、再発のリスクを抑えることができます。今回の患者様の場合も、ライフスタイルの改善を提案し、カイロプラクティック施術と組み合わせることで、より健康的な生活をサポートしました。引き続き快適な生活を送れるよう、今後も継続的にサポートしていく予定です。

 

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