四十肩・五十肩:評判の最新治療法をご紹介
四十肩・五十肩では、通常は手術などを行わずに保存療法を用いることが大半です。これまで病院や整骨院などで行われていた従来の治療では、温熱療法(電気、超音波、温浴など)、消炎鎮痛剤、肩関節への局所注射(神経ブロック、軽度の麻酔薬)、局部へのマッサージが主流でした。しかし、これらの治療法よりも効果が高いとされる新しいアプローチが徐々に出ています。
特にオススメしたいのが、カイロプラクティックによる関節モビライゼーションと適切な運動療法の処方です。
素早いスラストで痛みを誘発することがないように細心の注意を払った上で関節可動域を広げる操作を行います。肩関節を痛みの出ない範囲で1分間の押圧を行い、これを10~15分ほど繰り返す治療となります。また、肩の機能の関わる頚椎と胸椎などの背骨については、積極的な矯正を行うことで、疼痛の抑制と肩の可動域の改善にもつながります。
運動療法としては、背骨、胸郭、肩甲骨、鎖骨の動きと安定性を回復することがとても重要となります。 肩関節の土台となる肩甲骨とそれを安定させる体幹部分の機能を整えることで、疼痛の緩和とかなりの動きの改善が期待できます。四十肩・五十肩が進行する段階に応じて、痛みの出ないような工夫をしながら関節運動・筋力を回復し、筋肉と組織の柔軟性向上、血液循環の改善を行うことが大切です。
四十肩・五十肩の運動療法<リハビリテーション>
肩関節自体を安定化して、腕を挙げる軌道を整えるためには、ローテーターカフの中でも棘上筋の筋力回復が必須です。 運動療法の指導では、セラバンドやトレーニングチューブなどを使用した理学療法、筋膜リリーステクニックやIASTMツールによる筋肉治療、眼球運動や平衡感覚から運動機能を強化する機能神経学リハビリテーションによって、四十肩・五十肩の積極的なアプローチを行います。運動が苦手な方にもお家で行っていただくエクササイズを丁寧に指導いたしますので、お気軽にご相談ください。
さらに近年のアメリカで勧められるのが、関節内注射(肩関節包内に生理食塩水を注入する)による関節内圧の上昇を行う治療です。米国ではカイロプラクターがドクターの資格を有するため、この関節内注射をカイロプラクティックのクリニックでも実施することができます。
フィジック院長と提携する米国のカイロプラクティッククリニックでは、この関節内注射と関節モビライゼーションを実施することで、以前よりも肩の治療効果が高くなったという症例が多いということを聞いています。日本国内でも少数の整形外科では、関節内注射を実施しているので、当院でのカイロプラクティック治療と併行して、関節内注射を受診していただくことも選択肢の一つだと思います。
四十肩と五十肩<栄養素の欠乏について>
四十肩・五十肩を炎症組織の痛み反応として考えると、MSM(メチルスルホニルメタン)・アロエベラ・ビタミンCなどの抗炎症作用のあるサプリメント、運動神経の神経伝達を回復するビタミンB12、筋肉を作る原料になるマルチアミノ酸、関節を柔軟にするコラーゲン、関節の老化を防ぐグルコサミン、コンドロイチン、ヒアルロン酸などを積極的に摂ることはオススメです。
また、四十肩・五十肩の場合、多くの人は疼痛に敏感で体が疲れやすくなります。疲労回復を促す意味でも全身の代謝を促進するための運動や水分摂取、三大栄養素(糖質、脂質、たんぱく質)をバランスよく摂ることが大切です。治療による関節や神経系の調節に加えて、栄養や運動を積極的に取り入れて体の治癒力を高めることが痛みの緩和や関節機能の回復には不可欠だと思います。
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