四十肩・五十肩は、関節包内圧の減少と運動神経の低下で起こる
四十肩・五十肩の意外な原因とは?
肩関節を構成する関節、筋肉、靭帯、関節包などが、代謝の低下によって組織の変性を起こすことで生じると考えられています。とくに普段からあまり運動をせずに猫背姿勢で関節や筋肉が固まった状態でいると、肩まわりの組織の変性が起こりやすいので要注意です。
以前は四十肩・五十肩は肩関節まわりの組織癒着だと考えられていました。癒着とは組織が炎症を起こした後に固く固まってしまうことで痛みを感じることです。切り傷の傷口が治癒ともに固くなることは経験があると思います。
しかし、近年の研究データでは、四十肩・五十肩(肩関節周囲炎、フローズンショルダー)は、関節包内圧の低下による肩関節包の委縮によって、肩まわりの運動メカニズムが崩れることが主な原因となっているということがわかってきました。
ですから、米国では治療方法も以前とは異なるアプローチが良いとされるようになりましたが、日本ではまだまだベストな治療法が広く普及していません。
つまり、組織癒着を改善する治療ではなく、関節包内圧を高めて正しい運動パターンを再教育することが治療の正しい目的となります。よい高い効果を生み出して一日も早くつらい痛みと不自由な動作から解放されることを願って、フィジックでは今ある最新の治療方法をご紹介しています。
以下のような要因がいくつか重なったときに、四十肩・五十肩の症状が始まることが考えられます。
生活習慣や普段のライフスタイルによって、四十肩・五十肩を発症するかどうかの頻度はかなり変化します。
四十肩・五十肩になりやすい人の肩関節の特徴
- 血液循環、リンパ循環の低下している
- 老廃物の蓄積している
- 筋力の低下、筋肉のこりがある
- 肩関節や背骨の関節の柔軟性が低下している
- 運動神経が低下している
四十肩・五十肩と同時に起こる怖い疾患
四十肩・五十肩は、反射性交感神経制萎縮症=反射性交感神経性ジストロフィー(RSD: reflex sympathetic dystrophy)とも関連があると最近では考えられるようになりました。RCDは打撲、骨折、捻挫などの外傷をきっかけにして患部の痛みや腫れが起こり、それが原因となって運動の制限や関節の拘縮、組織の癒着を引き起こす病態を示します。
患部周辺だけでなく、損傷組織を通して自律神経に機能低下が起こるために、痛みや拘縮が外傷部位よりも広範囲に拡がってしまうケースもあります。これらの障害は組織の損傷がきっかけとなり、神経系の機能異常につながって過度な痛みや運動制限が長引いてしまうため、カイロプラクティック・アジャストメントによる神経系のリセットが何よりも有効です。
四十肩・五十肩を長期にわたって患うと、運動神経の連絡経路が経たれ、筋肉が委縮して肩や腕の筋肉が痩せ細ってしまうケースをたくさん目にしてきました。痩せ細った筋肉を元通りに修復するためには、まずはカイロプラクティック治療による運動神経系の機能回復とその後の運動リハビリテーションが有効です。
四十肩・五十肩のお悩み解消にオススメ!
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