長期のデスクワークによる腋窩神経の絞扼(圧迫)
肩の痛みと腕のしびれで来院
腕を上げる筋肉が委縮している
40代 女性 金融機関に勤務 渋谷区広尾に在住
■初診の状態
・5日前から突然右腕が上げられなくなった。
・現在は右肩の奥にジンジンした痛みを感じ、腕に軽いしびれも出る。
・湿布薬を張っているが、全く変化を感じない。
・デスクワーク中心で肩こりも強く、運動不足が続いていた。
・友人に整体を勧められて、恵比寿近辺で治療院を検索した。
■検査結果
・腋窩神経絞扼の疑い。
・腕を上げると80度付近で痛みが再現される。
・三角筋の軽度な萎縮と感覚の低下。
・肩甲骨と腕の筋肉に顕著な圧痛が確認できる。
・頚椎、肘関節、胸鎖関節の機能低下。
■施術内容
・頚椎と胸鎖関節のゆがみ矯正
・肩甲骨まわりの筋肉を緩和、IASTM筋トリートメント
・肘関節を緩やかにゆがみ矯正
・三角筋の促通、リハビリ(ストレッチ)など運動療法指導
■施術後の感想
・肩の痛みはしばらく続きましたが、施術を受けるたびに腕が上がるようになっていったので、本当に安心しました!
・突然腕が上げられなくなったので困っていましたが、原因を詳細に解説して頂き、納得して施術を受けることができました。
・今後はメンテンスを受けるだけではなく、自分で運動も行ってデスクワークの負担を減らしていきたいと思います!
■担当コメント
長期間のデスクワークで運動不足となり、肩甲骨まわりにある筋肉の柔軟性が低下して神経を圧迫していたケースです。
圧迫されていた神経は腋窩神経(えきかしんけい)と呼ばれ、肩甲骨の外側で3種類の筋肉に囲まれているという特徴があります。これらの筋肉が柔軟性を失い、腋窩神経の圧迫が強まったため、ジンジンとした痛みが出ていると考えられました。
また、腋窩神経が圧迫されると三角筋と小円筋の萎縮が起こります。腕を上げる動作が困難になる理由はこのためです。
治療は肩関節に関わる機能を整えることが先決となるため、まずは集中的にカイロプラクティックの矯正を行う必要があります。続いて萎縮を起こした筋肉を再教育するために、運動療法などを交えた施術を行っていきます。
神経の圧迫による症状は、治療が遅れると回復がさらに遅れてしまいます。できるだけ早めに、信頼できるカイロプラクターへ相談して頂くことをオススメします。
※結果には個人差があり、掲載内容は施術効果を保証するものではありません。
<腕の痛み、手のしびれ>その他のページはこちら…
- 腕の痛みとしびれ、変形性頚椎症の疑い<腕のしびれ:症例>
- 左手の力が入りにくい。腕に感じるしびれと違和感<胸郭出口症候群の症例>
- 肩まわりと脇の下がジンジン痛む。腕が挙がらない<肩と腕の症例>
- 腕のしびれで力が入らない。小胸筋による神経と血管の圧迫<胸郭出口症候群の症例>
- 指に力が入らず工具を落とす。胸郭出口症候群の疑い<胸郭出口症候群の症例>
WHO基準カイロプラクティック
【フィジック恵比寿】
03-6450-2365(予約優先)
東京都渋谷区広尾1-7-22 ハイシティー広尾Ⅱ 401
明治通り沿い
山手線・日比谷線 恵比寿駅より徒歩7分
広尾駅より徒歩10分
◆JR恵比寿駅から徒歩7分<Google Mapはこちら>
平 日:10:30~20:30
土日祝:10:30~19:00
定休日:木曜・金曜