軽度股関節変形の疑い
変形性関節症による膝の痛み
膝を深く曲げることができない
50代 男性 和食料理経営 渋谷区恵比寿に在住
▶初診の状態
・半年前から左膝の外側が痛むようになった。
・膝を曲げようとすると、太ももの付近も鈍い痛みを感じることがある。
・朝に痛むことが多いが、最近は歩いていても痛みを感じる。
・整骨院で湿布薬をもらっていたが、変化が感じられない。
・根本的な治療を受けたいと思い、フィジックへ来院。
▶検査結果
・軽度の変形性股関節症の疑い
・股関節の頚体角が減少
・大腿筋膜張筋、中殿筋の過剰な緊張
・下部腰椎、股関節のゆがみ
・膝のお皿が内側に変位
▶施術内容
・腰椎、股関節の矯正
・膝のお皿を緩やかに調整
・緊張した筋肉、腱を緩和操作
・腹筋とお尻のエクササイズ
▶施術後の感想
・フィジックに通うようになってから、少しずつ膝の痛みが解消されてきました。自分での努力も必要ですが、解説もしっかりしていて信頼できます。
・なぜ痛くなったのかを考えた上で体のバランスを整えてもらえるので、根本的に治療されていると実感できました。
・自分では気付けない問題を見つけてもらったり、自宅でのケア方法を親切に教えてくれる点も満足しています。
※ご本人の了承を頂き、掲載しております。
▶担当コメント
変形性股関節症の場合、一般的には股関節に痛みが出ますが、今回のように膝に症状が出る場合もあるため、適切な鑑別が必要です。
変形による痛みは、朝方に悪化して日中の活動で楽になるという特徴があります。しかし100%は断言できないため、一人ひとりの特徴を踏まえた治療プランが大切になります。この方は股関節が軽度に変形している疑いがあり、頚体角と呼ばれる股関節の正常な傾きが減少していました。これが膝関節へ負担をかけている原因だと考えられます。頚体角の減少をカイロプラクティックで変化させることは難しいと言えるでしょう。しかし、これに伴う関節や筋肉の機能低下をカイロプラクティックで解消することは、膝の負担を軽減することにつながります。
軽度の変形性関節症の場合は、変形そのものに注目するのではなく、体の機能に注目することで症状が改善することがあります。つまり、カイロプラクティックによる継続的な施術が有効なケースもあるのです。
変形性関節症は、長年に渡る関節への負荷が原因で起こると言えますので、改善には時間がかかるケースも少なくありません。変形しているから治らない、と諦めるのではなく、自分の回復力を信じて地道に治療を継続していくことが大切です。元気な毎日を取り戻していただくために、国際基準カイロプラクティックがお力になれれば幸いです。
※結果には個人差があり、掲載内容は施術効果を保証するものではありません。
◆‐◆‐◆‐◆‐◆‐◆‐◆‐◆‐◆-◆‐◆‐◆‐◆‐◆‐◆‐◆‐◆‐◆
WHO基準カイロプラクティック【フィジック恵比寿】
【03-6450-2365】<予約優先>
<住所>
東京都渋谷区広尾1-7-22 ハイシティー広尾Ⅱ 401