横隔膜のゆるみと胃酸逆流の関係
背骨の矯正と猫背の改善で回復
40代 男性 会社員 港区外苑前に在住
■初診の状態
・食後に背中が張ってしまう事が多くなった
・食欲はあるがあまり量を食べられない
・胸焼けがして、口が苦い時が多い
・胃薬を飲んでいるが、あまり変化がなく、整体を考えていた
・家族から整体を勧められて、フィジック恵比寿に来院
■検査結果
・背中が丸く猫背になっている
・上部頚椎、胸椎の柔軟性が低下
・呼吸が浅く横隔膜の機能低下
・胃食道接合部に圧痛
■施術内容
・上部頚椎、胸椎の矯正
・胸郭、横隔膜の調整
・内臓マニピュレーションによる食道と胃の調整
・体幹のエクササイズ
■施術後の感想
・徐々に胸焼けが減って、食事の量も自然に増えてきた
・普段動かしていない体の部分が伸びて、呼吸が楽になった
・口の苦さもなくなり、食事が美味しくなった
■担当コメント
逆流性食道炎の疑いで施術を行ったケースです。逆流性食道炎とは、食後の胸焼け、ムカムカなどを主とした上部消化管の障害です。
胃酸の逆流を防いでいるのは、横隔膜の括約筋ですが、これが緩み過ぎると食道が横隔膜から飛び出す「食道裂孔ヘルニア」を起こしやすくなります。また、猫背のように丸まった姿勢の方も要注意です。猫背は横隔膜の働きを弱め、括約筋の機能低下を招きやすくなります。
逆流性食道炎を解消するためには、普段の食事内容を見直すことも大切です。アルコールや揚げ物を摂り過ぎると、消化酵素の分泌が盛んになります。この消化酵素には、括約筋を緩める作用もあり、胃酸の逆流を助長することに繋がります。
逆流性食道炎で悩んでいる方の多くは、既にH2ブロッカーやプロトンポンプ阻害薬などを処方されている場合が多いと思います。これらの服用による副次的な影響によって胃の機能低下を引き起こしている場合があります。こうしたケースでも、カイロプラクティックと内臓マニピュレーションの併用は有効です。
施術は胃に関係する背骨を整えることから始めていきます。さらに全身の骨格を整えて、姿勢を正し、横隔膜の機能を回復させることが大切です。年令によっても違いますが、3回~6回程で変化を実感される方が多いようです。お困りの方はお気軽にご相談くださいませ。
※結果には個人差がある為、掲載内容は施術効果を保証するものではありません。
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