「ヘッドアップしない意識が首の痛みの原因に!43歳男性の症例」

正しいフォームへの思い込みが痛みにつながることも!

 

年齢・性別:43歳・男性

ゴルフ歴:7年(平均スコア90前後)

主訴:スイング中、首の左側(斜角筋・僧帽筋上部)に違和感/スイング後半になると首に痛みが走る

 

「スイング中にヘッドアップしないように、首(頭)をしっかり固定する」ことを意識してゴルフの練習に…
ただ、意識しすぎた結果、インパクト~フォローにかけて左首に痛みや張りを感じるようになり、徐々に練習が億劫に感じるようになっていました。
整形外科での診断では「特に異常なし」。湿布や一般的なストレッチでも改善せず、フィジック恵比寿にご来院されました。

 

首の痛みの“本当の原因”は、首の過剰な固定意識と動きの制限

検査の結果、首の痛みはケガや骨の異常ではなく、**スイング中に首を動かさないよう意識しすぎたことによる過剰な負荷**が原因でした。

特に以下のようなポイントが明確に現れていました:

  • アドレスからインパクトまで「頭部を動かさない」ことを強く意識しすぎた結果、首の深部の筋肉(斜角筋や頭板状筋)に過緊張がみられました。

  • スイング時に求められる胸椎の可動性が制限されていたため、首にストレスが集中していました。

  • さらに、肩甲骨や股関節の可動域も狭まっており、スイング動作に必要な体幹の連動性が十分に発揮されていなかったことも、首の過剰な負荷につながっていました。

つまり「正しいフォーム」への強い意識が、身体全体の自然な運動連鎖を妨げていたと考えられます。

    施術・アプローチ内容

    • 頚部の緊張をゆるめる深層筋のリリース(斜角筋・後頭下筋群など)
    • 胸椎〜肩甲骨の回旋・可動性を高める関節のケア
    • 頭部の“固定”ではなく、“連動”による自然な安定感を引き出す動作トレーニング
    • ゴルフスイング中に必要な体幹と骨盤の動きの再教育
    • ご自宅でできるストレッチと呼吸法の提案

    5回目の施術以降、首の痛みや違和感はほぼ感じなくなり、「力みのないスイングが楽にできるようになった」との声をいただいております。

     

    お客様の声

    「正しいスイングをしようとして逆に痛めていました」
    ヘッドアップを防ぐために首を固めるようにしていたのですが、それが間違いだったとは思いもしませんでした。
    今では“ビハインド・ザ・ボール”の意味を体で理解できてきて、楽にスイングできるようになりました。
    練習後の疲れも減り、もっとゴルフが楽しくなりました。

     

    “固定”ではなく“連動”が正解
    首の痛みはフォーム意識のズレからも起こります

    「ヘッドアップしない=首を固める」ことだと誤解しているゴルファーは少なくありません。
    しかし、実際には頭や首も連動的に“安定して動く”ことが自然な体の使い方です。

    一見正しく見える動きの裏に、無理な負担や代償動作が隠れているケースは少なくありません。
    フィジック恵比寿では、フォームの「見た目」ではなく、「体の理にかなった使い方」にフォーカスし、再発しない体の土台づくりをサポートしています。

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    恵比寿・広尾・渋谷エリアでゴルフの体のお悩みを改善したい方は、当院へぜひご相談ください。TPIメソッドを組み合わせたゴルフケアで、痛みの根本改善とスイングの向上をサポートします。

    • 所在地:東京都渋谷区広尾1丁目7-22 ハイシティ広尾Ⅱ 401
    • アクセス:JR恵比寿駅 徒歩7分/日比谷線広尾駅 徒歩10分
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