不妊治療中にもできる<妊娠体質の整え方>
不妊治療に取り組む日々のなかで、からだと心が追いつかず、つらさを感じている方も多いのではないでしょうか。ホルモン治療の影響や通院の負担、先の見えない不安…。そんなときこそ「今の自分を整える」という視点が大切です。
ここでは、不妊治療中でも無理なく実践できる“妊娠体質の整え方”について、ハンズケアと分子栄養学の視点から、わかりやすくご紹介します。
*WHO(世界保健機構)の定義では、「不妊症とは12ヶ月以上にわたり定期的に無防備な性交を行っても妊娠に至らない生殖器系の疾患」とされています。
血流と代謝を高める整体アプローチ
不妊治療中は、ホルモン変動による自律神経の乱れや、運動不足による血流低下が起こりやすくなります。特に子宮・卵巣まわりの血行が滞ると、内臓の温度や働きが低下し、妊娠に向けた準備が整いにくくなります。
マタニティ・ハンズケアでは、骨盤・背骨の調整に加え、内臓の位置と動きを整えることで、代謝と血流を底上げし、自然治癒力を引き出します。
女性ホルモンの材料=コレステロールと脂質のバランス
女性ホルモン(エストロゲンやプロゲステロン)は、コレステロールからつくられます。最近では、食事制限やストレスでコレステロールが不足している女性が増えており、これがホルモン合成の妨げになることも。
一方で、過剰な脂質(中性脂肪・悪玉コレステロール)が蓄積する脂質異常症も、ホルモンバランスを乱す原因に。自分に合った脂質のバランスを知ることが妊娠体質づくりの第一歩です。
分子栄養学で整える妊娠の“材料”
妊娠に必要なのはホルモンだけではありません。卵子の質を高めるには、たんぱく質や鉄、亜鉛、ビタミンB群など、細胞の再生と代謝を支える栄養素が不可欠です。
とくにビタミンC、ビタミンE、セレン、亜鉛などの抗酸化栄養素は、卵子を酸化ストレスから守り、“元気な卵子”を保つ働きがあります
。分子栄養学では、これらの栄養状態を血液データなどから分析し、体質に応じた補い方を提案します。
腸内環境とホルモン代謝の関係
腸は、ホルモンの代謝や排出にも関わる重要な器官です。腸内環境が乱れて肝臓の働きが低下していると、体内のエストロゲンがうまく排出されず、ホルモンバランスが崩れやすくなります。
また腸は栄養の吸収窓口でもあるため、腸内フローラを整えることは、妊娠体質をつくるうえで土台となるアプローチです。
【まとめ】
不妊治療中の心と体には、目に見えない負荷が積み重なっています。そんなときこそ、血流循環と自律神経系を整え、分子栄養学で体の内側から“妊娠しやすい体”に整えるマタニティケアが効果的です。
卵子の質を守る栄養、ホルモンの材料となる脂質、代謝を促す血流などインナーに目を向けることが、妊娠体質をつくる土台となります。フィジック恵比寿のマタニティ・ハンズケアでは、気持ちを休めることができる快適なサポートを提供しています。
あなたの頑張りにそっと寄り添う、新しい妊活の選択肢として、ぜひ取り入れてみてください。
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