血糖値の乱れが妊娠中の不調を招く
「最近、ちょっとしたことでイライラする」「すぐに疲れて動けなくなる」そんな不調を感じる妊婦さんはいませんか?
妊娠中の不快な症状の背景には、血糖値の乱れ=血糖障害が潜んでいることがあります。
さらに、甲状腺機能の異常や婦人科系の既往がある方は、より注意が必要です。本記事では、血糖の乱れとホルモン・自律神経との関係、そして自然な整え方をご紹介します。
血糖とホルモン、自律神経の連動
血糖値を下げるインスリンは膵臓から分泌されますが、血糖を上げるホルモンは多数存在します(アドレナリン、コルチゾール、グルカゴンなど)。妊娠中は女性ホルモンの変化が激しく、特に甲状腺ホルモンやエストロゲンの変動によって血糖調整が不安定になりがちです。
低血糖が起きると交感神経が優位になり、アドレナリン系のホルモンが分泌され、結果としてイライラ、不安感、疲れやすさが生じます。婦人科系の疾患や既往歴のある方はホルモン調整が複雑になりやすく、より慎重なケアが求められます。
血糖スパイクが招く体のサイン
血糖が不安定になると、交感神経が過緊張状態になり、筋肉のこわばり、肩や首の張り、噛みしめ、歯ぎしり、眠りの浅さ、悪夢などが現れやすくなります。
特に、顎関節や頭蓋のゆがみがある方では、顎から自律神経への影響が強く、より症状が深刻になりがちです。
妊娠中のイライラや疲れを整える方法
・食事の工夫:甘いスイーツやジュースではなく、食物繊維を含む炭水化物を選び、血糖の急上昇を避けることが大切です。空腹時間が長くなりすぎないよう、少量の間食を取り入れることも有効です。
・マタニティ・ハンズケア:フィジック恵比寿では、内臓マニピュレーション、顎や頭蓋骨の調整、背骨・骨盤のゆがみを整える手技により、自律神経と血糖バランスの回復をサポートしています。
・甲状腺や婦人科疾患の既往がある方は、栄養・ホルモンの評価を含む丁寧なカウンセリングが重要です。
【まとめ】
妊娠中のイライラや疲れやすさは、血糖障害だけでなく、自律神経、甲状腺、婦人科系の背景に関連して起こっている可能性があります。妊娠中のライフスタイルから、ご自身の心と体の状態を見つめ直すことが大切です。あなたに寄り添う“おなかのハンズケア”で、体の内側から妊娠中のココロとカラダを整えてみませんか?
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