23. 男性不妊を根本から改善する自然療法

 

おなかのハンズケアで“授かる体質”へ導く

男性不妊の背景には、加齢や生活習慣の乱れだけでなく、ホルモンバランスの乱れやストレスによる自律神経の不調が深く関係しています。一般的に見逃されやすいのが「副腎疲労」や「ホルモン代謝の低下」による体のエネルギー不足。

最近では、テストステロンやDHEAの低下といった男性ホルモンのアンバランス、さらには蝶形骨周辺の緊張による視床下部や下垂体の機能低下が、生殖機能にも影響を与えていることがわかってきました。当院では「おなかのハンズケア」や「あたまのハンズケア」を中心に、体質を整え、授かるための自然なアプローチをご提案しています。

 

不妊症に悩む男性

 

 

副腎とホルモンの関係

慢性的なストレスは副腎を疲弊させ、コルチゾールの分泌異常を引き起こします。これは「副腎疲労」と呼ばれ、DHEAやテストステロンの合成に必要なステロイドホルモンの材料が不足する「コルチゾール・スティール」を招きます。結果として、男性ホルモンが低下し、生殖機能にも悪影響が及びます。

 

内臓から整えるハンズケア

「おなかのハンズケア」では、消化器や副腎、そしてホルモンを調整する自律神経の通り道である横隔膜まわりに優しくアプローチします。「あたまのハンズケア」では、頭蓋骨から脳神経のはたらきを整えて、ホルモンバランスの回復を促します。

内臓や脳神経の緊張が緩まることで、視床下部-下垂体-副腎軸(HPA軸)の調整やホルモン分泌の安定を促します。

頭蓋骨の調整によって、蝶形骨や側頭骨を調整し、視床下部や下垂体の圧迫ストレスを軽減。これによりホルモン指令の流れが整い、体質そのものが変化していきます。

 

不妊に悩む男性の内臓ケア

 

 

栄養とミネラルの補強

栄養療法では、亜鉛やセレン、マンガン、マグネシウムといった精子の形成や抗酸化に重要なミネラルを補います。

ビタミンC・Eは、酸化ストレスから精子のDNAを守る働きがあり、特にコルチゾール過多によるダメージからの回復にも役立ちます。

朝鮮人参などのアダプトゲンハーブも、副腎をサポートする天然素材として注目されています。

 

 

体の声を読み解く検査と評価

当院では「アプライド・キネシオロジー(筋力検査)」により、内臓やホルモン系の弱点を見極め、適切なアプローチを選択します。

提携する医療機関で実施可能な「24時間血糖値測定」や「ホルモン測定の血液検査」によって、血糖スパイクや栄養バランスの乱れを可視化。これにより、根本から体質を見直すことが可能になります。

 

不妊に悩む男性の筋力検査

 

 

【まとめ】

男性不妊は、単に数値上の精子の問題だけでなく、体全体の調和が乱れているサインとも言えます。ストレス、副腎疲労、ホルモン低下といった“見えない不調”をケアすることが、結果的に「授かる力」につながるのです。

フィジック恵比寿では、おなかとあたまへのハンズケアに加え、分子栄養学に基づくアプローチや検査も活用しながら、体質改善をサポートしています。根本から整える妊活ケアで、一歩ずつ未来への準備を始めませんか?

 

 

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