慢性的なストレスと自律神経の乱れ。疲れ、首の痛み、腰痛で来院<副腎疲労の症例>

慢性的なストレスと副腎疲労
自律神経とホルモン分泌の乱れ
疲れやすい体質を改善したい

副腎疲労◆フィジック恵比寿

40代 男性 会社役員 渋谷区広尾に在住

◆問診結果
・最近疲れを感じやすく、一晩寝ても体力が回復しない
・転職してから仕事のストレスがとても増えた
・首や腰が痛むことも多く、このまま年齢を重ねることが不安になってきた
・整体で改善する方法はないかと思い、渋谷区内で当院を検索した

 

◆検査所見と施術
・姿勢: 下腹部がポッコリしており、姿勢に覇気が無い
・筋力: 体幹の弱化、おしりの筋力低下、ふくらはぎの筋力低下
・触診: 脊柱起立筋の過剰、おなかの圧痛、副腎疲労症候群の疑い
・背骨の可動域: 下部胸椎回線低下、上部胸椎伸展制限、胸腰移行部の過緊張、仙骨障害
・食生活: お酒が多く、朝食を抜くことが多い
・その他: こめかみに圧痛、呼吸によって筋力が低下する

ストレス社会と副腎疲労の関係は深い

 

◆患者さんの声
・疲れやすいのは体がゆがんでいるからだと思っていましたが、副腎の話を聞いてあまりにも自分に当てはまっているので驚きました。カイロプラクティックは関節を矯正するだけだと思っていましたが、実際には色々な問題に対応できることにも驚きました。自分では見直すべき生活習慣が分からなかったので、この点のアドバイスがとても助かりました。

・2ヶ月の間、施術を継続して受けてきましたが、体の痛みもあまり感じなくなり、以前より仕事に集中できるようになりました。休日も趣味の時間に精が出るようになった私の姿を見て、妻も大変喜んでくれています。本当にありがとうございます。妻もカイロプラクティックに興味を持ち始めたようなので、是非紹介しようと思います。

 

◆担当から
誰でも一度は「昔に比べて疲れやすくなった」という話を聞いたことがあると思います。病院に行って相談すると「歳のせい」「ストレスですね」の一言で片付けられてしまうと嘆く方も少なくないようです。
確かに年齢の経過とともに細胞は衰えていきます。しかしこれが疲労の原因とは限りません。実際は働き盛りの30代が同じような悩みを抱えてフィジックへ相談に来られることも珍しくありません。では疲れの原因は何でしょうか?

 

最近注目を集めている副腎疲労とは

近年注目されている疲労の原因に「副腎疲労」とよばれる障害があります。正式には「副腎疲労症候群」です。副腎は腎臓の上に位置する内分泌臓器で、ストレスに対する抵抗力をキープする役割を担っています。その他にも3種類のホルモンによって免疫や血糖の調整を行い、体の健全さを保つために働いています。副腎で作られる3種類のホルモンの中で代表格がコルチゾールです。コルチゾールはストレスに対抗するホルモンで、朝6時から8時にかけて最大分泌されます。そして深夜0時には分泌能力が最低となります。つまりコルチゾールの値は「朝が高く」「夜間は低い」のが正常です。しかしストレス過多な現代では分泌リズムが乱れている方が少なくありません。分泌リズムの乱れによる影響は以下の通りです。

 

副腎は内分泌器官のひとつ

◆朝方のコルチゾール分泌が低下している場合

・起きれない。
・やる気が出ない。
・コーヒーを頻繁に飲む。
・甘いものを好む。

 

◆夜間のコルチゾール分泌が過剰な場合

・寝る直前まで翌日の仕事を考えている。
・スマホの画面が明るい。
・夜にPC、スマホを使用する時間が長い。
・なかなか寝付けない。
・夜に元気になる。
・日中の眠気が辛い。

 

◆副腎疲労症候群の代表的な所見

・つま先立ちが辛い(ふくらはぎの筋力低下)
・おなかの圧痛
・太ももを閉める動作が苦手(縫工筋、薄筋の弱化)
・疲れやすい
・日中の思考に時間がかかる
・料理の味付けが濃くなる
・性欲減退、不妊、月経不調

 

こうした問題を抱えている方に共通することは「普段からストレスレベルが高い」ということです。高ストレス状態は交感神経が優位になりエネルギー消費が激しくなります。この状態が続くと脳にとって不必要な刺激も全て伝達されてしまい、痛みや刺激に過敏になる場合が珍しくありません。一般的な肩こりや腰痛でも、副腎疲労が根底に関わっているとより辛く感じる可能性もあるのです。また、副腎疲労の状態はアレルギーも起こりやすいと考えられます。言い方を変えれば炎症が起こりやすい状態です。傷が治りにくかったり、皮膚湿疹が出やすくなったりするのはこのためです。皮膚湿疹では皮膚科がステロイドを処方することが多いですが、ステロイドも副腎疲労を増強させる要因の一つです。4週間以上のステロイド使用を経験されている方は来院時に必ず申し伝えてください。

 

副腎疲労とカイロプラクティック

当院の副腎疲労のアプローチは、定期的なカイロプラクティック施術、頭蓋骨矯正、アプライドキネシオロジーによる分析と神経内分泌アプローチを行っていきます。また、生活習慣の改善も必須となります。

フィジック恵比寿では副腎疲労に頭蓋療法を行います

カイロプラクティックによって神経の伝達を妨げている問題を解消し、頭蓋矯正によって脳下垂体の働きに刺激を与えます。脳下垂体は副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)を産生する司令中枢です。ACTHによって副腎皮質ホルモンは調整が行われているため、頭蓋骨の障害によって脳下垂体の機能が低下し、副腎に影響する可能性は否定できません。また、頭蓋はいくつもの骨が連結した複合骨であり、それぞれのパーツが呼吸と連動しています。人間の呼吸数は季節による人体の影響や精神状態を保つため、常に変化しています。しかし何らかの不具合によって頭蓋骨と呼吸のリズムが乱れると脳機能やホルモンバランスの乱れが生じるのです。実際に副腎疲労を起こした患者さんの頭蓋を触診すると、ゆがみが出ていたり呼吸による正常な動きが感じられない場合が少なくありません。誰でも大自然の中に入ると呼吸が深くなり、ストレスと受けると呼吸が浅くなるという経験をしていると思います。このような自然な反応が得られていないのが副腎疲労症候群の特徴であり、矯正すべきポイントでもあります。

 

背骨の矯正で神経系のサポート

 

適切な間隔で施術を行うと、徐々に副腎に対する悪い影響が薄れていき、体が元気になっていく感覚が生まれてきます。ある程度の期間で、興味関心、趣味、仕事などに対する意欲が上がってくるでしょう。生活習慣改善のプログラムは継続しながらメンテナンスケアへ移行するため、来院頻度は月に1回程度で問題ありません。

多くの不調をきたす副腎疲労症候群ですが、フィジック恵比寿では必要に応じて25項目のチェックリストを使用し、適切なマネージメントをご提供しています。また、自宅で副腎の状態をチェックできる方法をお伝えし、セルフチェックで変化を実感していただきます。無駄のない副腎疲労改善に向けたサポートで、少しでも早く元気な体を取り戻していただければ幸いです。お困りの方はお早めにご相談ください。誠心誠意、サポートをさせていただきます。

副腎疲労のない元気な体へ

 

WHO基準カイロプラクティック
【フィジック恵比寿】

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