長時間のマウス操作による腱鞘炎の疑い
背骨のゆがみと血行不良が長引く原因
実は手首の炎症ではないことも?!
40代 女性 事務 渋谷区広尾に在住
■初診の状態
・マウスを握っていると、右手首にジンジンする痛みが出る。
・最近はペンを持った時にも痛みを感じるため、仕事に集中できない。
・2ヶ月前から仕事が急に忙しくなり、残業が続いている。
・現在は湿布を貼ってごまかしている状態。
・知人に整体、カイロプラクティックを勧められ、恵比寿駅から近い治療院を検索した。
■検査結果
・手首を甲側に曲げると痛みが強くなる。
・肩甲骨の動きが悪く、腕の血行が低下。
・前腕の伸筋と屈筋がアンバランス。
・肩が上がった姿勢で、背中が丸い。
・頚椎、胸椎、骨盤のゆがみ。
■施術内容
・背骨と骨盤の矯正。
・肩甲骨のまわりの緊張を緩和。
・手首の骨(手根骨)の調整。
・姿勢を矯正するエクササイズ。
■施術後の感想
・このままでは手首が動かせなくなるのではないかと心配でしたが、親切に説明をして下さり、安心できました。
・特殊なバーを使った施術は初めてでしたが、終わった後は首や腕が軽くなりました。久々に血液が指先まで流れた感じがします。
■担当コメント
一般的に腱鞘炎といえば手首の痛みだと思われがちですが、実は様々な部位に起こる可能性があります。腱鞘というのは腱を覆うように存在するクッションのことで、肩関節、足首などにも存在しています。手首は日常的に使用頻度が多く、腱鞘炎が起こりやすい部位なのです。そのため、腱鞘炎=手首の痛み、という認識が広まっているのでしょう。
手首に腱鞘炎が起こりやすい理由はいくつかあります。その一つは手首の構造にあります。手首には「支帯」と呼ばれるリストバンドのような組織が存在し、その下には手指の腱が通過しています。手指は日常的に使用頻度が高いため、支帯の圧力を増加させ、血行不良や神経の圧迫を生む原因となるのです。
近年では腱鞘炎は炎症ではなく、腱の萎縮のような現象ではないかという考え方が出ています。つまり抗炎症剤をしようしてもあまり効果がなく、症状が長引く可能性が否定できないということです。
この他にも背骨や骨盤のゆがみ、肘関節の機能低下、肩甲骨の柔軟性低下なども腱鞘炎を進行させる要素となります。この点においても、カイロプラクティックを積極的に受けることは意味のあることだと言えるでしょう。また、カイロプラクティックは正しい関節運動をもたらすだけではなく、血流や細胞にも変化を及ぼします。これによって炎症の治癒を促進し、少しでも早い改善へ繋がることが期待できます。
施術内容の大まかな内容は、ゆがみの矯正を数回で行い、途中からリハビリ運動とストレッチを併用していきます。手首は日常的に使う頻度が高いため、改善に少し時間がかかる場合もありますが、フィジック恵比寿では、自宅での注意点なども含めて細かいアドバイスしております。
腱鞘炎は放置するとばね指に進行する恐れがあったり、肩こりや首の痛みなどにも関与します。少しでも早い改善のために、フィジック恵比寿がお力になります!
※結果には個人差があり、掲載内容は施術効果を保証するものではありません。
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