冬は体が休息を求めている時期
ぎっくり腰、腰痛は疲労の限界を超えているサイン
本格的な冬の到来となった今、体がこわばり、いつも以上に肩がこる、という方も多いのではないでしょうか?体が冷えるこの時期は体が休息を求めています。しかしいつも忙しいあなたは休むことができません。するとぎっくり腰や腰痛が体に現れます。これは体が疲労の限界を超えてしまったサインでもあるのです。
■ぎっくり腰、急性の腰痛の原因
冬は筋肉の過剰な収縮、関節のこわばりが顕著になります。寒い時期は油が固まることと同じで、関節内の液体は低温度で硬度が高まるため、体の動きはいつもより悪くなり、周辺の筋肉も伸び縮みしにくい状況になります。これだけでも腰痛や肩こりが出やすいことが分かるかと思います。このような状態で普段通りに生活することは、予期せず体への負担を増加させ、ぎっくり腰や腰痛のリスクを高めます。
そして特に重要な要素が神経系です。仕事、育児、家事、、普段からタスクに追われてストレスだらけ、かつ休めないあなたの自律神経はどうなっているでしょうか?「とにかくやらなければ!」という意欲は前頭前野からドーパミンを放出させ、副腎はアドレナリンやノルアドレナリンを大量に放出するため、あなたの交感神経は過剰に興奮します。その結果、筋肉が過剰に収縮し、体は強引に活動を継続させようとします。このような反応は背筋とふくらはぎの筋肉で特に顕著になります。実はこれがぎっくり腰の原因です。神経系の反応による筋肉の過緊張は、ストレッチやほぐす行為等では解消できません。カイロプラティックによって段階的に神経系を調整し、徐々に体を環境へ順応させていく必要があります。場合によっては臓器調整などを含めて複合的な対応も必要です。
■ぎっくり腰の解決策と予防策
普段からカイロプラティックで神経系の調整することは、ぎっくり腰のリスク軽減につながります。しかし絶対防止できるわけではありません。現代社会はご自分が思っている以上に体への負荷は大きくなっています。それは先に解説した神経系の過剰な興奮が原因と考えられます。1日の情報量の多さ、判断しなければならない回数の多さ、また回答を求められるスピードなどは、20年前と比較して段違いです。このような状況は症状の複雑化を産み、感情を昂らせ、回復力を低下させます。私が皆さまを施術していても、日々顕著に感じることです。逆に言えば、普段の身体ケアが重要な現代社会であると言えるでしょう。
フィジック恵比寿では、年間を通してぎっくり腰のご相談をかなり多く頂きます。予防と改善、双方の観点から少しでも早く解決できるよう、一人ひとりに対して正しい知見を持って誠心誠意の対応をいたします。ですが「明日ゴルフだから今すぐ立てるようにしてくれ」というようなご要望には応えられません。理由はこの記事中盤を読み直していただければわかります。
ぎっくり腰の程度にも様々なバリエーションがありますが、大体、解消するまでには短くて2~3日、長くて2週間くらい必要になります。最近ありがちな「ぎっくり腰は◯◯で一発解消!」というようなネット記事や動画は、ほとんどが大げさに表現していると思います。確かに長く臨床を行っていると時々そのようなケースに遭遇することもありますが、狙ってできることではありません。先に解説したぎっくり腰の原因を理解すれば、常識的に考えて1発寛解はまずあり得ないことが分かります。
フィジック恵比寿は初回6,000円、2回目以降6,500円(2023年12月現在)でWHO基準のカイロプラティックをご提供します。冬に限らず季節の到来に合わせた体のケア、スポーツのパフォーマンス向上、登山の膝痛、ボウリングの股関節痛、便秘のお悩み、腰痛肩こり、脊柱管狭窄など、幅広く対応いたします。元気な体で季節を乗り越えたいと願う方々のお役に立てれば幸いです。
フィジック恵比寿
◆秋~冬前半に多く寄せられるご相談
1 ギックリ腰、急な腰痛
2 日中の眠気、寝ても疲れが取れない、副腎疲労
3 頭痛、気圧の変化に対応できない
4 登山の膝痛、股関節痛、足の痛み
5 脊柱管狭窄、ヘルニア
6 便秘、生理痛
7 肩こり、首こり、首がまわらない
8 姿勢矯正、骨格判断
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