お尻と太もものズキズキ。病院で脊柱管狭窄症と言われた<脊柱管狭窄の症例>

脊柱管狭窄症、ズキズキするしびれ
背中の緊張と狭窄症解消の関わり
骨盤の傾きを整えて神経痛を解消

60代 女性 主婦 渋谷区代々木に在住

■初診の状態
・2ヶ月前から右のお尻と太ももの外側が痛い
・定期的に行っている水泳ができなくて辛い
・整形外科では脊柱管狭窄症と言われた
・あまりにも長引くようならペインクリニックも考えている
・目黒区に住むご家族の紹介でフィジック恵比寿へ来院

神経痛

■検査結果
・第5腰椎神経根が障害されている疑い
・腰を反ると右のお尻から太ももにズキズキした痛みが出る
・右股関節の屈曲制限
・太ももの裏の過緊張
・足首の関節に機能低下

足首のゆがみ

■施術内容
・右股関節を緩やかに矯正
・骨盤、後頭骨の傾きを調整
・太もも裏面から背面の緊張を緩和操作
・足首の緩やかな矯正とエクササイズ
・自宅で5分でできるストレッチとエクササイズ指導

■施術後の感想
・施術の後にはお尻と太ももの痛みがスーッと引いていき、足取り軽やかに歩くことができました。

・まだ痛みが出る日もありますが、以前よりも症状が軽くなっており、不安なく歩ける距離も明らかに長くなっています。

・このまま歩けなくなるのではないかと思いましたが、施術を継続して、さらに元気な状態を目指していきたいと思います。

※ご本人の了承を頂き、掲載しております。

股関節 骨盤矯正

■担当コメント
整形外科で脊柱管狭窄症と言われて来院された方の症例です。

背骨の中には脊柱管という空洞があり、そこには脊髄という神経が存在します。背骨の変形や、椎間板が薄くなるなどが原因となり、脊柱管の幅が狭まると脊髄が圧迫されることがあります。これが脊柱管狭窄症です。

脊柱管狭窄症の方では腰を後ろに反ると痛みやしびれが悪化するため、痛みが出なくなる方向を考慮して検査や施術を行ないます。無意識に痛みから逃れようとするため、日常的に体への負担が増加し、症状が強まっている場合があります。痛みやしびれをかばうあまり、動作パターンが崩れて二次的な問題を生じことがあり、これを代償運動や逃避姿勢と呼びます。脊柱管狭窄症では、足の痛みをかばうことで足回りの筋力が低下(神経痛の場合には筋肉が萎縮することも多々ある)し、歩行時の歩幅が狭くなり、転倒しやすい歩き方につながることもあります。

脊柱管狭窄症 足のしびれの原因
背骨の変形やズレによって、背骨の中を通る神経の束(脊髄神経)が圧迫されることで足や太ももにしびれが出る状態を脊柱管狭窄症と言います。

今回のケースでは、背骨・股関節・足首の働きが低下しており、強い代償運動が診られました。カイロプラクティックの関節矯正と筋トリートメントによって運動神経や自律神経の働きを改善することで、痛みの解消に加えて健全な体の使い方にアップデートすることが非常に大切です。

重要なポイントとして、体の「背面の緊張緩和」と「前面の筋力向上」が挙げられます。特に骨盤から下の部分に関してはこの点を意識した施術が重要です。その他には中途半端に施術の間隔を空けず、2~3日おきに施術を連発することを強くおすすめします。費用対効果の面でも施術間隔は非常に重要な要素になります。

脊柱管狭窄症は、20分以上続けて歩くことが難しくなる(間欠性跛行)という特徴もあります。症状があまりにも強い時には無理な運動を行わず、ひとまず楽な姿勢を取ることが良いでしょう。

比較的軽度な狭窄症から、病院で手術を勧められるケースまで、当院では様々な脊柱管狭窄のクライアントを診てきました。これまでの経験上、適切なマネージメント下でカイロプラクティックケアを継続すると、寛解する可能性も十分にあります。また、状態を悪化させないことを目的とした緩和マネージメントの観点からもカイロプラクティックを試される価値は十分あると思います。不安なお気持ちを少しも軽くできるよう、スタッフ一同、笑顔でお待ちしております。

※結果には個人差があり、掲載内容は施術効果を保証するものではありません。

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背骨のゆがみ矯正 フィジック恵比寿

 

 

 

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